伊藤 実紗

大阪府生まれ。
12歳の頃に初めてクラリネットに出会い、その後中川 祥子氏の元でクラリネットの専門的教育を受ける。同志社女子大学学芸学部音楽学科管弦打楽器コースに入学し、黒岩 義臣氏の元で学ぶ。卒業後も同大学音楽学会《頌啓会》特別専修生として同氏の元で研鑽を積み修了する。
その後、オーストリア・ザルツブルクで半年間フェルディナント・シュタイナー氏の元に単身留学したのち、ザルツブルク・モーツァルテウム国立音楽大学大学院演奏科入学、アロイス・ブランドホーファー氏の元で学ぶ。優秀な卒業成績により引き続き、同氏の元でポストグラデゥエイトコースを修める。在学中、室内楽を主にゲオルグ・ケルン、テゥンデ・クルチュ、ペーター・ラングトナー、三木 裕子、ライナー・シュミット各氏に師事。

草津国際音楽アカデミー、浜松国際管楽器アカデミー、軽井沢国際音楽祭、バード・ゴイゼルン夏季音楽講習会(オーストリア)等国内外様々なアカデミー、マスタークラス等に参加、コンサートで演奏。アンドレアス・シャーブラス、オリバー・シュバルツ、カール・ライスター、シュテファン・シュナイダー、ヘルムート・へードル、フェルディナント・シュタイナー、マティアス・ショルン、ミラン・ジェジハ、ヴェンツェル・フックス、横川 晴児の各氏に師事。
その他にも、Grinberg Methodeに基づいた呼吸法のトレーニングをアレクサンダー・ゲルナー氏の元で積む。

日本クラシック音楽コンクール、大阪国際音楽コンクール、リスボン国際クラリネットコンクール等国内外のコンクールでファイナリスト、セミファイナリストに選出、入選を果たす。

頌啓会新人演奏会、東大阪新人演奏会に学内選出、出演。フリーランサーとしてこれまでソロ、室内楽、オペラ、オーケストラの様々な分野でオーストリア・南ドイツを中心に活動し、2017年10月に帰国。現在、日本を中心に活動をする。